池田政一先生
伝統鍼灸セミナー

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Women's Worldwide Acupuncture Network 

Ikeda Masakazu Sensei
Traditional Acupuncture
Seminar

女性鍼灸
ワールドネットワーク

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2006年 女性鍼灸ワールドネットワークより

前山文子


1. サンフランシスコでの開催
 女性鍼灸ワールドネットワークは、今年も3月10日のサンフランシスコでの開催が目前である。毎年3月に当地で池田政一先生による伝統鍼灸セミナーが3日間開催される。アメリカでは鍼灸師免許は2年毎の更新が必要である(これまで30時間が今年から50時間に改正)。このセミナーで19時間の単位が取得できる。
 今年で6回目となるこのセミナーの特徴として、毎年継続して受講する人が60%とリピーターが非常に多いことに注目する。鍼灸学校の教員、臨床をしている人、最近では学生も増えている。毎年60名ほどの参加があるが、広く宣伝せず、リピーターの人を中心とする口コミによる受講者たちはとても熱心である。
かつては中国針が治療の中心であったと思われるが、ここへは日本の伝統的な鍼灸に関心を寄せる人たちが集まっているようだ。そしてその理論も勉強したいと志す人たちが増えている。昨年、現地で図書館へ2ヶ所行く機会を得たが、私が日本で目にする鍼灸関係の書籍からみると、本当に少ない。この中で学ぶのはかわいそうという感じがしてしまった。
セミナーに参加する人たちの強い要望に応えて、昨年エドワード・オベティ先生によって、「伝統鍼灸治療法」(池田政一先生著)の翻訳版が完成した。第1回目からの受講者であった鍼灸学校のオーナーである先生のご協力も得て、一気に出来上がったようである。

2. 夜のフォーラム
 3日間に亘って行われるセミナーの二回目の夜には、いつもフォーラムを開催している。毎回テーマに沿って、事前にお願いしていた発表者を皮切りに、日常の臨床の悩みや話題、教育や学び方、日本ではアメリカではどうであるかなど、先輩、後輩の隔てなく、なごやかな雰囲気ではあるが、熱心な意見が交わされる。セミナーでは「講義を受ける」という形から一転し、ここではまた違う人間としてのエキスを吸収できるようで、参加者が楽しみにしてくれるメニューでもあるようだ。
 昨年はセミナーの二回目にギリギリに間に合った翻訳本の出版を記念し、エドワード先生を主役として、完成までのエピソードを聞きながらのフォーラムとなった。
 今年のテーマは「患者さんたちは、鍼灸師に何を求めているか」を、日本とアメリカの患者さんからのアンケートを基に、鍼灸師像をディスカッションすることになっている。

3. 日本の鍼灸に関心を持つ人たちがアメリカより来日
 来る6月16日から三日間に亘り、金沢で全日本鍼灸学会が開催される。日本の鍼灸に興味を持つ人たちも来日する予定である。書籍や鍼灸用具の展示会場を訪問することも楽しみのようだ。先の書籍と同様、鍼灸用具に関しても、鍼の種類など日本は豊富である。 今年の大会では一般発表はなく、すべてがポスター形式で行われるため、図や表によるパターンで見られるほうが、彼らにはわかりやすいであろうと思う。
 一方、シンポジウムや特別講演に主眼がおかれており、日本独自の英知に基づく新しい鍼灸の創造を更に継承、発展させるため、古典の細検や臨床研究、実践適用を推進させる将来のすすむ方向性を求めて、いろいろな方面、角度からの講演が聞けそうである。
 全国の女性鍼灸ワールドネットワークの皆さんにも、金沢の地で行われる学会に参加の呼びかけをしたいと思う。以前にアンケートで全日本鍼灸学会の会員は3割程度、いろいろな会があるため、分散しているためのようだ。せっかくのこの機に、最終日(18日)の午後、学会にシンポジストとして来金されている池田政一先生との交流をアパホテル金沢駅前で予定している。このような機会に直接勉強や臨床についての秘訣や、日本の鍼灸の将来についてなど、お話をお聞きしたいと思っている。

(お問い合わせ 金沢市東力4丁目12 f-maeyama@gol.com

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E-mail: F.MAEYAMA@GOL.COM
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